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今年のキタノポップアップアートシアターは11/24(金)、25(土)、26(日)に開催! 詳細はこちら

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Introduction

KITANO POP UP ART THEATER(キタノポップアップアートシアター)は、普段あまり使われていない街の中の建物の空間を編集してアート、音楽、近隣のお店たちが登場する、実験的な広場をつくるイベントです。

神戸市の山麓異人館街として知られる北野町で年に1回開催しています。

2023

KITANO POP UP ART THEATER 2023

2023年は11月24(金)・25(土)・26日(日)の3日間、これまで同様、安藤忠雄が設計を手掛けた建築「ローズガーデン」の中庭をメイン会場にして開催します。この3日間、時限的にこの建物がアートセンター兼近隣店舗のポップアップマーケット兼ライブステージになります。3日間だけ出現する不思議な空間を、どうぞお楽しみください。

開催概要

名称:KITANO POP UP ART THEATER キタノ・ポップアップ・アート・シアター

開催日時:
2023年11月24日(金)17:30〜21:00 夜の部
25日(土)13:30〜17:00 昼の部 / 17:30〜21:00 夜の部
26日(日)13:30〜17:00 昼の部 / 17:30〜21:00 夜の部

会場:ローズガーデン中庭 (神戸市中央区山本通2-8-15)

内容:
▪本物のパンを使ったランプ「Pampshade」とコラボしたコンセプチュアル・レストラン
▪ローズガーデンの建物自体が発光するメディアアート 
▪近隣のお店が出店するマーケット(飲食店、雑貨、花屋など)
▪空中を浮遊するボールのアート
▪環境音と楽器の音を組み合わせたアンビエントミュージックのライブ  他

入場料:昼の部 無料(投げ銭方式) 夜の部 無料 ※一部有料プログラム有り(ライブ、レストラン)

お問い合わせ:北野ポップアップアートシアター制作委員会 090-1105-0781 (担当:安田)


pampshade

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RESTAURANT
本物のパンを使ったランプ「PAMPSHADE」とコラボしたコンセプチュアル・レストラン

本物のパンを使ったランプ「PAMPSHADE(パンプシェード)」をご存じですか? パンプシェードをテーブルいっぱいに並べ、パンのシャンデリアを天井に吊るした小屋の中で、パンの魅力を再発見するディナーを開催します。他ではできないここだけの体験。夕方の回はファミリー向け、夜は大人向けです。 各日2回。 ※ディナーでは卵と小麦を使用します。

11/25(土)・ 26(日)
[夕方の回/ファミリー向け]17:00-18:30 大人3000円・小学生1000円・中学生1500円
[夜の回/大人向け] 19:00-20:45 4500円 3〜4品のコース
各回12名限定
料金は税込/要予約
アーティスト:森田優希子 料理人:大久保たえ(L’epice)


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oowets

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WORKSHOP
「音の出るものを何でも使って作曲しよう!」子ども向けワークショップ

生活環境の中にある音と、ビートミュージックをかけ合わせて、心地よいアンビエントミュージックをつくり出すミュージシャンOOWETS(オーウェッツ)を香川県より招待。25日(土)昼は、音の出るものを何でも持ち寄ってもらって音楽をつくるワークショップを開催!子どもだけでも家族全員でも、お気軽にご参加ください。

【参考記事】以前に行われた「音楽をつくるワークショップ」の模様

11/25(土)
「音の出るものを何でも使って作曲しよう!」ワークショプ
参加費1000円
定員12名 要予約
対象:小学生以上


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参加予定アーティスト:
田中健司 Kenji Tanaka
メディアアーティスト。2010年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)卒業。2004年よりプロジェクションマッピング作品の制作を開始し、二条城、鴨川、六甲山上駅など公共空間での発表を行う。現在、大阪電気通信大学非常勤講師を務める。著書に『プロジェクションマッピングの教科書』
森田優希子 Yukiko Morita
本物のパンからできたインテリアライト、「パンプシェード」の制作を行う。京都市立芸術大学を卒業後、メーカーにて企画・デザイナー業務を経て、2016年に屋号「モリタ製パン所」として独立し、「パンプシェード」のブランドを立ち上げる。現在パンプシェードの製造・販売を国内外にて行いながら、アーティストとして新たな作品の制作やインスタレーション展示なども行う。また、フードロスの観点から廃棄になる寸前のパンを集めてライトにするアップサイクルの活動も行っている。
原 倫太郎 Rintaro Hara
1973年神奈川県生まれ。サンドベルグ・インスティテュート修了(アムステルダム・オランダ)。2004年「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展・特別賞受賞」。 2018年「第21回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査員推薦作品。近年の個展に、2017年「府中市美術館公開制作71 回転から、はじまる」府中市美術館(東京)、2018年「上昇と下降 ー白夜と極夜ー」フォーラム・ボックス(ヘルシンキ・フィンランド)他。2019・2022年「瀬戸内国際芸術祭」にも参加。
Oowets
香川県の瀬戸内海横にあるホームスタジオで(木・石・水)などの自然物と楽器(シンセ・ピアノ・ギター・サンプラー・カセットテープ)などを組み合わせて、ダンスミュージック、ダウンテンポ、アンビエント、環境音楽、エレクトロニカなどの音楽やサウンドアートを制作しています。 札幌国際芸術祭2014「都市と自然のサウンドコンペディション」グランプリ受賞。 その他芸術祭参加、映像音楽、立体作品への楽曲提供、コンテンポラリーダンスとの共演など多数。 2018年アルバム WasaburouWatanabe「Cycling」発売 2020年アルバム OOWETS「Life&Space」発売

主催:北野ポップアップアートシアター制作委員会
特別協力:KITANO THE MAGNET(有限会社建隆マネジメント)
協力:AiRK(Artist in Residence KOBE)
助成:神戸市中央区協働助成適用事業 / 公益財団法人神戸文化支援基金2023年度芸術文化活動助成事業


SPECIAL SUPPORTING COMPANY

KMG

SPECIAL THANKS

クラウドファンディングでご協力いただいた企業
PANIC
AKIND
神戸R不動産

2022

KITANO POP UP ART THEATER 2022

2021年は一晩だけのイベントでしたが、2022年は3日間に拡大。場所は同じローズガーデンの中庭でしたが、昼も夜も人々が集う広場のように賑わいました。「アートインスタレーション」「ライブ」「ポップアップ・マーケット」「ワークショップ」を組み合わせたかたちで演出し、3日間で計300人が来場。近所で働く事業者、子ども連れ、この街の建物のオーナーたち、近隣のショップオーナー、外国籍の方々、行政関係者、京都・大阪・奈良など遠方からの来場など、多様な層に来ていただけました。今回のアーティストは、原倫太郎、松本力、VOQという3名。東京と横浜から招聘し、作品展示やライブ演奏、ワークショップなどを披露してもらいつつ、神戸の方々と交流してもらいました。

招待アーティスト:
原 倫太郎 Rintaro Hara
1973年神奈川県生まれ。サンドベルグ・インスティテュート修了(アムステルダム・オランダ)。2004年「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展・特別賞受賞」。 2018年「第21回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査員推薦作品。近年の個展に、2017年「府中市美術館公開制作71 回転から、はじまる」府中市美術館(東京)、2018年「上昇と下降 ー白夜と極夜ー」フォーラム・ボックス(ヘルシンキ・フィンランド)他。2019・2022年「瀬戸内国際芸術祭」にも参加。
松本 力 Chikara Matsumoto
1967年東京都生まれ。1991年多摩美術大学美術学部デザイン科GD専攻卒業。コマ割りのドローイングによる映像作品を制作。2019年「記しを憶う-東京都写真美術館コレクションを中心に」(東京都美術館)、2021年「第13回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)など。手描きアニメーションをテーマにしたワークショップを国内外で数多く開催。
VOQ(ボック)
音楽家。エレクトロニカバンド「オルガノラウンジ」のボーカルとして活動、国内外での公演、アニエス・ベー・パリコレクションへの招聘、細野晴臣氏からのレコメンドなど。アニメーション作家 松本力と長年にわたり活動を共にしている。2018年PROGRESSIVE FOrMより1st「YONA」2nd「VEILS」をリリース。

参加してくれた地域の店舗:
BEYOND COFFEE ROASTERS / L'epice(レピス) / 酪と酵母 / コムコカ / cuisine PASSE PARTOUT / カフェアンドバーまどゐ / h de flores CIRCO / つばきや/ ATELIER PUNTAS / VIVA VIN VIVANT / Alchemy Kobe

特別協力:有限会社建隆マネジメント
協力:神戸R不動産 / Artist in Residence KOBE(AiRK)/ 神戸電子専門学校 サウンドテクニック学科 / German Suplex Airlines / 交友印刷株式会社 / 正木和矢 / 北川浩明
助成:神戸市中央区協働助成適用事業 / 公益財団法人神戸文化支援基金2022年度芸術文化活動助成事業
運営スタッフ:安田洋平、萩原七海、野村晃紀

2021

KITANO POP UP ART THEATER 2021

きっかけは、コロナショックでした。

街に人の気配が減り、この街で事務所や店を持つ事業者も、住民も、子どもたちも、一様に元気をなくしていました。気軽に会って、近況などを屈託なく喋り合いたいのに、できないもどかしさ。そんな気持ちが募る中、2021年の秋、緊急事態宣言及びまん延防止重点措置が解除されるというニュースを見て、「もう一度、直に会える」ことを祝うイベントを小さくでも行いたいという気持ちが沸々と湧いてきました。

また、思い出したのは、私たちの仕事と生活の拠点である北野町にある建物の中に、あまり普段使われていないスペースが隠れているように存在していることでした。前から気になっていた、安藤忠雄が1977年に設計したローズガーデンビルの中庭。コミュニティが再集合するのにもってこいの「余白」。早速、ビルのオーナーに相談に伺い掛け合いました。

「今街が元気をなくしている。一晩だけこの場所で地域の人々と集まるナイトイベントをさせてもらえませんか?」もちろんコロナ対策は徹底しました。そして実現したのが、第1回KITANO POP UP ART THEATERでした。

ローズガーデンの中庭の真ん中に、4面に映像が映し出される立方体状の装置を設置して、そこに映し出されるビジュアル・アート作品を堪能しながら、ドリンクやスナックを片手に、久々に地域の人たちと喋ったり飲んだりしました。ナイトカルチャーが戻ってきた瞬間でした。

招待アーティスト:
松本 力 Chikara Matsumoto
1967年東京都生まれ。1991年多摩美術大学美術学部デザイン科GD専攻卒業。コマ割りのドローイングによる映像作品を制作。2019年「記しを憶う-東京都写真美術館コレクションを中心に」(東京都美術館)、2021年「第13回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館)など。手描きアニメーションをテーマにしたワークショップを国内外で数多く開催。

参加してくれた地域の店舗:
L'epice(レピス) / 酪と酵母

特別協力:有限会社建隆マネジメント
協力:神戸R不動産 / 神戸電子専門学校 サウンドテクニック学科 / German Suplex Airlines / デイヴィッド・ディヒーリ(2dk)
助成:公益財団法人神戸文化支援基金2021年度芸術文化活動助成事業
運営スタッフ / 安田洋平、萩原七海、円丁春陽

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